修羅雪姫

修羅雪姫



私のオススメ度★★★☆☆
2001年　日本
監督：佐藤信介
脚本：佐藤信介　国井桂
出演：釈由美子　伊藤英明　佐野史郎　
沼田曜一　嶋田久作　真木ようこ　長曽我部蓉子

ストーリー：現在とは時間も空間も異なる、どこかの未来。冷酷な暗殺集団の中で育った刺客の雪（釈由美子）は、自分の母親が一族の長（嶋田久作）に殺されていたことを知り、独り反旗を翻し、裏切り者として追われる羽目になる…。

コメント：ん～最初に一言いうならば、『もったいない！』
終盤まではテンポがよく、釈ちゃんのアクションも素晴らしくて、『お？これは面白い映画かも♪』って気にさせてくれるのに、最後は『なんで、こんな終わり方？』って気持ちが残ってしまう･･･。続編があったなら納得できるけど、この1本で終わるラストではないと思う＾＾；
どうせなら、最後まで相手を追いつめて欲しかったなぁ～。ちょっと消化不良気味の映画でした。

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ウォーターズ

ウォーターズ 通常盤



私のオススメ度★★★★☆
2005年　日本
製作：宇野康秀
監督：西村了
脚本：岡田俊平
出演：小栗旬　松尾敏伸　須賀貴匡　森本亮治
桐島優介　平山広行　葛山信吾　真中瞳
山口沙弥加　大谷みずほ　成海璃子　原田芳雄

ストーリー：ストリートパフォーマーのリョウヘイ（小栗）、元青年実業家のユウキ（須賀）、元実業団のバスケットボール選手の直人（松尾）、その後輩のケイタ（森本）、元インテリアコーディネーターの進太郎（葛山）、元銀行マンの正彦（桐島）、元板前の鉄平（平山）。7人はそれぞれの世界で夢に破れ、ホストクラブで働くことになる。しかし指定された時間に来ると、保証金を渡した店長が見つからない。失った金を取り戻すには稼ぐしかなかった。そこで、ホストクラブ“DOGDAYS”をオープンさせることに。7人の、ひと夏の大騒動がはじまった…！

コメント：ヒーロー物が好きな方には、たまらない1本でしょうね。
『仮面ライダー龍騎』の須賀ｸﾝ、『仮面ライダー剣』の森本ｸﾝ、『仮面ライダー555』にゲスト出演していた松尾ｸﾝ、ちと古いが葛山ｻﾝも『仮面ライダークウガ』に出てました。今をときめく若手俳優は、戦隊もの出身が多いことを痛感しましたｗ
これだけのイケ面が揃ってたら、すごいホストクラブになるだろうなぁと思いながら観ておりました。観始めの頃はドタバタで、このままコメディチックにいくのかと思いきや、ちゃんと素敵なお話になっていきます。ただ、最後のドンデン返しが読めてしまったのが残念!!それで☆ひとつを減らしました＾＾；
でも、観る価値は充分にあると思います♪

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あずみ2 ~Death or Love

あずみ 2



私のオススメ度★★★★★
☆2005年　日本
☆原作：小山ゆう
☆監督：金子修介
☆出演：上戸彩　石垣佑磨　栗山千明　小栗旬　
北村一輝　遠藤憲一　宍戸開　前田愛　根岸季衣
永澤俊矢　神山繁　高島礼子　平幹二朗

ストーリー：使命のため共に修行をしてきた初恋の相手をも斬り、目の前で次々命を落としていく同士の屍を乗り越えて生き延びてきたあずみ。激しい攻防の末唯一残った仲間・ながらと共に、残る標的・真田昌幸を今日も追う。そんな彼女の心を惑わすひとつの出会いがあった。敵の追っ手に狙われたあずみを救ってくれた夜盗軍団のひとり・銀角の面影にあずみは言葉を失う。彼女が最強の暗殺者として独り立ちするために斬った最愛の青年・「なち」とうりふたつだったのだ。銀角と一緒にいると優しい想いがあふれてくる。けれど、あずみは情を捨て使命のために闘い続ける宿命。残酷な運命への抗い。あずみの心は千々に乱れる。一方、真田軍は最強の忍びである空如が六波や土蜘蛛を従え、上野甲賀衆を身辺警護として集結させ応戦の準備を整えていた。決戦の時が近づく。あずみが心揺らす銀角も闘いに巻きこまれていく。愛か、使命か？あずみの選んだ道は……！

コメント：あずみ続編です。続編はベテラン俳優の演技が光っています。空如とあずみが対決するシーンでは、高島礼子さんが女優魂ともいうべき演技をみせてくれていますし、わたし的に一番注目してもらいたいのは遠藤憲一さんです。悪役や奇抜な役をさせたら、右に出る人は少ないであろう遠憲さんが、今回も奇抜ではあるけれど、優しくあずみを見守る役を演じています。
前作でもそうですが、単なるチャンバラではなく、人間の心の葛藤が描かれていて、思わず涙してしまいます。そして戦争というものは、いつの時代も名もなき庶民の命だけが、無駄にされていく不毛なものだと考えさせられるラストになっていると思います。

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